2019-05-14 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
紀ノ川農協の話をされて、販売専門農協ということで、それでトマトとか、それから柿、タマネギ、ミカンなどなど、主要品目ということで取り組まれていると。和歌山県というのはミカンということで、その産地で有名なところだったと思うんですけれども、一九九〇年代にオレンジ、牛肉の自由化が行われて、やっぱり産地が大きな打撃を受けたんだと思うんですね。
紀ノ川農協の話をされて、販売専門農協ということで、それでトマトとか、それから柿、タマネギ、ミカンなどなど、主要品目ということで取り組まれていると。和歌山県というのはミカンということで、その産地で有名なところだったと思うんですけれども、一九九〇年代にオレンジ、牛肉の自由化が行われて、やっぱり産地が大きな打撃を受けたんだと思うんですね。
実は、先ほど紀ノ川農協の組合員九百名少しと言ったんですけれども、実はもう名前だけ、亡くなられてということで、出荷のない方が三百人近くもいます。 ですので、自分の集落を見ますと五年後ぐらいに何も手を打たなかったら恐らく半分ぐらいになる可能性もあります。
そんな中で、ちょっと先の話になるのかもしれませんけれども、ほかの果樹の果樹地帯で、本当に戸数が少なくなれば、別に傾斜地に果樹がある必要はないので、平らなところに果樹をすればもっともっと効率的に生産が可能なんだと、将来はそういうメリットもあるんだという話を私聞いたことあるんですけれども、和歌山県の紀ノ川農協の地域ではそんな将来展望についてはどういうお答えをお持ちでしょうか。
和歌山県に紀ノ川農協というのがあります。事業目的は、ミカンなど農産物を組合員が生産したものを販売する、それから物資の共同購入ということであります。ところが、同じ農協でありながらジュースなどの加工用ミカン、これが和歌山にありますジュースの加工工場、桃山工場、ここに引き取ってくれないわけですね。一定の価格安定対策がありながら、ここからこの効果を全く受けていない。なぜ引き取れないか。
○吉國政府委員 紀ノ川農協の問題につきまして先生からお尋ねがございまして若干事情を聞いてみたわけでございますが、まだ詳しい状況がわかっているわけではございませんけれども、この紀ノ川農協は県の農協連合会に未加入であると承知をいたしております。こういった状況で、果汁工場の方の経営の立場からいたしますと、員外利用 を認めるということには問題があると考えているようでございます。